今回紹介するのはCities: Skylinesで撮影関係で役立つMod
Shicho – Fundamental support mod for hardcore builders
です。
※長いので以下文中ではShichoと表記します。
saki7様、Ryuichi Kaminogi様の制作したものとなります。
UI、グラフィック、カメラ等ゲーム内要素を調整
Shichoはグラフィックス、ゲームのユーザーインターフェース(UI)、市民の行動、カメラ、植生の描画等に手を加える、総合的なModになっています。
ちなみにShichoとは日本語の市長の事を意味しているそうです(・_・)
Shichoの機能を見ていくと、
グラフィックス:
- ライト調整
- シャドー調整
- フィルムグレインの調整
- SMAAのオン/オフ
カメラ:
- 「ボケ」効果(要DirectX11対応グラフィックカード)
- ティルトシフトカメラ
ユーザー・インターフェース(UI):
- ゲームツールバーを隠す機能
- UIの不透明度調整
- 都市のアイコンとツールチップの可視性
市民:
- 統計の表示
- 健康リテラシー:救急車を呼ぶのではなくベッドで休む
※救急車の使用を減らす効果に繋がる
植生設定:
- 樹木の移動・調整
- 樹木の回転
以上です。
これらは将来実装予定のものも含まれています。
2018年中に色々と更新を企画されているようなので今後の動向にも注目です。
Shichoを試してみる
実際にShichoを導入して試してみましたのでスクリーンショットを交えて紹介します。
ModマネージャーでShichoを有効化してシティーズ・スカイラインのゲームを起動するとこのような縦長のUIが画面に追加されます(中途セーブデータにも問題なく適用可能でした)。
このUIボックスはドラッグ&ドロップで移動させることが可能です。
まずちょっと寄った通常の状態でカメラ機能を試してみます。
カメラワークの1つBokeh(ぼけ効果)をONにした状態です。
中距離~遠距離にかけてだんだんとぼやけて描画されるようになりました!
次は市民の健康ステータスを表示。
市民の健康状態が数値化されて一覧できます。
Health literacyにチェックを入れると救急車の利用を控えるということの様です(・_・)
次は歯車のアイコンのコンフィグ設定です。
Crafting UIのMaster Toolbarのチェックを外すと画面下部のツールバーが隠れます。
ShichoのUIを横に持ってきました(この時点でボックスが動かせることに気がつく・・・)。
既にいくつかチェックが入っていますが、
この状態でLight &Shadowの項目から、Light intensityにチェックしてみます。
光の拡散効果により、画像右側一帯の「キラキラ感」が増しましたね。
この他にも植生の調整等も行えます。
管理人はカメラや光の調整に関して全くの素人なので
数値設定をどういう風に持っていけば良いのかなかなか難しく感じました(・_・)
しかし逆にそれらの扱い慣れた方であれば、
Sichoの導入により数値を色々と細かく変更できますので、
自分好みに調整しやすくなりそうな印象を受けました。
最後に
Cities: Skylinesに様々な効果をもたらす総合ツール、Sichoの紹介でした。
Modページによると製作者様はSichoをゲームに障害が発生すること無く安全に動作するようなツールとして開発を目指しているようです。
Sichoはライティング、カメラ、UIバーを隠すといった撮影向きの内容から、
市民の状態設定や植生の調整に至るまで様々な機能を含んでいます。
素人の私にとって各数値設定の理解というのは難しく感じましたが
操作自体はとてもシンプルで数値もスライダー設定で簡単に変更できますので、
手軽に試せる管理ツールとしてとても使いやすいという印象を受けました。
Sichoの開発は今後も続くようですのでこれからの展開にも期待したいModです。
[ダウンロード、画像・動画引用元:Steam ワークショップ]
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