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Cities: Skylines II 開発日記 Introduction to Paradox Mods

更新情報

Paradoxフォーラムにて

Cities: Skylines II

の開発日記としてIntroduction to Paradox Modsが掲載されています。

今回の投稿の原本となったフォーラム内のページはこちらです↓

今回のテーマはCities: Skylines IIのMod提供プラットフォームとなる、Paradox Modsについての案内です。
今作では旧作のようにSteamワークショップ主体のMod提供では無くなるとのこと。

以下パラドックス社フォーラム内の記事を意訳して紹介します。
下記の内容が必ずしも正しい翻訳とは限りません。
誤訳・誤解釈があると思いますがご了承ください。
正確な内容の把握はパラドックスフォーラム内の元投稿にてご確認ください。

Paradox Modsの案内

序文

親愛なる市長の皆さん!
Cities:Skylines IIがModの配布にParadox Modsを使用するという発表は、多くの議論を巻き起こしました―そして、私たちが行っているModへの情熱を皆さんが共有しているのを見ることができ嬉しく思っています!
私達はこの変更が皆さんに疑問をもたらすことを理解していますーこの開発日記は不確実性を減らすことを目的としており、うまくいけば新しいプラットフォームを使用することに対してユーザーの移行を簡単にすることができるでしょう。

背景

まず何よりも、Paradox Modsはプラットフォームに依存しない独自の改造システムとなります。
初期バージョンはCities:Skylines Xbox EditionのMODサポートを可能にするために作られています。
それ以来、このプラットフォームは機能とボリュームの面で大きく進歩し、現在では十数本のゲームに対してModを提供しています!

Paradoxで熟考された意見としては、Modはコミュニティが作成したコンテンツを無料で提供するものであり、常にそうあるべきだというものです。これは今後も決して変わるものではありません。
Modは常にコミュニティが自分たちのゲームを変える最も影響力のある方法の一つであり、私達はこの創造性を決して邪魔したくないと考えています。

特徴

Cities:SkylinesにおけるModの広範な使用と、Modをより利用可能にするという私たちの野心を考慮して、私たちはParadox Modにすでに含まれていた多くの機能と、Cities:Skylines IIコミュニティにとって有益な新機能の開発と完成に懸命に取り組んできました。その特徴をお見せしましょう!

サブスクリプション
通常通り、Paradoxアカウントを持っていればModを購読(サブスクリプション:導入)することができます。
登録するとModが自動的にダウンロードされ、コンピュータにインストールされます。
そのModが後にアップデートされた場合も、自動的に最新の状態に保たれます。
サブスクリプションはプラットフォーム(Steam、Windows Store、Playstation、Xboxなど)を問わず移植可能であり、ゲームを所有しているプラットフォームであればどのプラットフォームでも同じMod構成でプレイできます。
ただしコンソールではコードModを有効化できない可能性があることに注意してください!

Mod情報ビューがゲーム内でどのように見えるかの例

ディスカッション
ユーザーとクリエイター間の会話や議論を容易にするため、Modを(Paradox)フォーラムのトピックに接続することができます。
つまりParadox Forumsで提供されているすべての機能が、Modについて議論している間に使用することができます。
ピン、トピック、将来予定されている機能、さまざまなアクティブな会話はすべて、独自のスレッドに委任できます。

ゲームサポート
ゲームの特定のバージョンをサポートするためにModが作成されている場合があるため、Paradox Modsでは、Mod作成者がそのModがどのバージョンのゲームで動作することを意図しているかをプレイヤーに伝えるオプションを提供しています。
当然のことながらParadox Modsは「互換性のない」Modでプレイすることを妨げるものではありませんが、プレイしようとする時にその旨を通知してくれます。

バージョン管理
私たちのゲームの多くは大規模なDLCリリースや無料アップデートによってかなり大きな変更を経ており、古いゲームバージョンをプレイするのが好きなユーザーもいるため、Paradox Modsは古いバージョンのModのダウンロードもサポートしています。
これにより最新でないゲームバージョンを対象としたModでプレイできるようになります。
つまり何らかの理由でModの最新バージョンをプレイしたくない場合は、以前のバージョンに戻すことができるのです。
前の段落で説明したバージョンチェックは、ゲームと互換性のないModのバージョンを誤って(または意図的に)選択した場合にも有効になります。

依存関係
Modは機能的に他のModに依存することもあり(例えばCities:Skylines (1)でのHarmony Mod 、装飾(木や小道具)Mod、ミームMod(Ability to Readなど) 、Paradox Modsシステムでもこういったタイプの関係をサポートしています。
依存関係のあるModをサブスクリプションすると、それらのModを自動的にサブスクリプションするオプションも与えられます。

この追加機能として、コレクションModは基本的に依存関係のみを含む空のModとして作成することができます。

プレイセット
Modの設定がまったく異なるユーザー(東アジアスタイル用とフランスのかわいいコテージコアセット用など)は、Modのブロック全体を1つのユニットとしてアクティブにできるプレイセット機能を使用できます。
プレイセットは依存関係が満たされることを保証する全体設定です。
もちろんプレイセットはクラウドで同期され、デバイス間で移行可能です。

各サブスクリプションは特定のプレイセットに属します―これは、異なるプレイセットにコレクションModを追加し、この方法で好みの異なる体験をすばやく構築できることを意味します。

一部のゲームではModのロード順序が重要となります。
このような場合、プレイセットでModをロードする順序を設定することもできます。
デフォルトでは依存関係を持つModは依存するModの後にロードされます。

最大50種類のプレイセットを追加できます。
画像はパラドックスをテーマにした3つの建物を収録したプレイセットです。

どのプレイセットで遊ぶかを選ぶのは簡単です!

タグ
Modの検索を容易にするため、Modに最大10個のタグを付けることができます。
ゲームチームがこれらを定義します―これはゲームの起動のために初期セットが作成され、後から追加することができます。
検索結果は変更するタグでフィルタリングできます。
たとえば 「highrise」、「modern」、「office」、あるいは「collection」、「French」、「cottage」でフィルタリングする事が挙げられます。
その後、「most recent:最新」や「highest rated:最高評価」といったソート順を適用できます。

今後も開発者日記を書き、検索と並べ替えについて詳しく説明していく予定なので、興味がある方は、これらの記事を引き続き御覧ください!

Cities: Skylines II の Mod

Modソリューションの目的は、ゲームが起動するすべてのプラットフォームでModを簡単に利用できるようにすることです。
そのためにModの閲覧、購読、管理のためのゲーム内インターフェースを構築しました。
さらにゲームに付属するModツールが用意され、Mod作成がより簡単になり、初心者でも簡単に利用できるようになります。
これらのツールの詳細は、Colossal Orderの最新の開発者日記の1つで読むことができます。

またブラウザから最新のParadox Modsの追加機能をチェックできるので、外出先でもプレイセットを変更してMod中毒を満たしたりできます。

Webインタフェースは外出中のMod製作者向けに作られている

改造はゲーム体験の重要な部分であり、家庭用ゲーム機だけでなくPCでのゲームの成功を決定する重要な要素になると考えています。
当然ながらコンソール版のプレイヤーは、PC版のプレイヤーにはないいくつかの制限 (主に使用可能なディスク容量とコードModの使用に関する制限)に直面する可能性がありますが、できるだけ幅広いユーザーに対応できるよう最善を尽くします。

まだ終わりではありません…

…そして、私たちが終わりを迎える事は無いでしょう。
Paradox Modsプラットフォームは継続的に開発されており、今後も継続される予定です―現在、効率性と利便性に焦点を当てた機能の追加に取り組んでおり、もちろんまだ共有する準備ができていない他の多くの機能にも取り組んでいます。
その例として実際に変更された部分だけをダウンロードしてインストールする差分アップデートや、重み付け検索結果を有効にして、より正確で関連性の高いModを提供することを目的とした詳細検索機能などがあります。

皆様の夢のプラットフォームにするために、どんなフィードバックでも共有していただければ幸いです!


今回の内容は以上です。

感想・まとめ

Cities: Skylines IIのModも関係するParadox Modsについての開発日記、Introduction to Paradox Modsを紹介しました。

Cities: Skylines IIのModは旧来のSteamワークショップを中心としたModの提供・管理からParadox自社配下のParadox Modsの下に統合されるという形式になりそうです。

これに関してはある程度反発があるとしても、本作ではもうそう決まった事なので受け入れるしか無いのではないでしょうか。
Paradox側もこのParadox Modsをより良いものにしていこうという意気込みのようなので、信じ・期待して行くしかないと思います。

…ただですね、それもSteamのプラットフォームよりも使いやすいものであることが最低限の事だと思います。

実際にCities: Skylines(I)のParadox Modsのブラウザ版を見てみると、Modはたしかに置いてあるのですが、説明も無くただ置いてあるだけ、詳しい使い方や導入時に気をつけること等が何も書いてないようなModが結構見受けられます。

果たしてParadox Modsが今後しっかりしたものになるのかについては、ユーザー側もある程度しっかりと見ていく必要があるかもしれません。

万が一、Steamワークショップ以下の状態が続くようであればフォーラム等で意見を出して行った方が良いのではないかと思います。

[画像引用元:パラドックスフォーラム内 Introduction to Paradox Mods]